税理士になるには 税理士になるには

税理士は特別な仕事のように見えるけど、
受験資格は年齢・国籍を問わず
取得可能でござる。
ここでは税理士になるために
必要なステップを紹介するでござる。

STEP01 受験資格 STEP01 受験資格

令和5年度から、
受験しやすくなります

●会計学科目
(簿記論と財務諸表論)は
だれでも受験可能!

●税法科目の受験資格は
どれかひとつ!

受験資格はどれか1つ!

学識

●大学、短大、または高専を卒業する
●62単位以上を取得して、大学3年次以上
●一定の条件を満たす専修学校の専門課程を修了する
以上3つは、社会科学に属する科目の1科目以上の
履修が条件

●司法試験か、
公認会計士試験の短答式試験に合格する

資格

●日商簿記検定1級か、
 全経簿記検定上級に合格する

職歴

次のどれかに2年以上従事する
●法人や個人事業主の会計事務
●銀行・信託会社・保険会社等での、
資金の貸付・運用事務
●税理士・弁護士・公認会計士等の
業務の補助事務

受験資格はこれ以外にもあります。詳しくはこちら。
http://www.nichizeiren.or.jp/prospects/work/

STEP02 税理士試験 STEP02 税理士試験

目指すは5科目合格!

会計学ジャンル2科目+税法ジャンル
3科目=計5科目の合格が必要です。
とは言っても、
一度合格した科目は再受験不要。
一度にすべて受験する必要はなく、
1科目ずつのチャレンジでもOKです!

会計学ジャンル科目

2科目すべて合格(選択の余地なし)

●簿記論 ●財務諸表論

税法ジャンル科目

選択した3科目で合格

●所得税法 ●法人税法 
●消費税法または酒税法
●住民税または事業税 ●相続税法 
●国税徴収法
●固定資産税

(ただし、所得税法か法人税法のどちらか
1科目は必ず選択)

STEP03 実務経験 STEP03 実務経験

2年以上の
実務経験を積もう!

税理士資格には、通算2年以上の
実務経験(税理士試験合格前でも可)が
必要です。
条件を満たして申請が承認され、
税理士名簿に登録されると税理士業務を行うことができます。

実務経験の内容

●会計に関する事務
(たとえば、税理士事務所や会社の
経理セクションで)
●租税に関する事務
(たとえば、税務署など税に関する
役所などで)

※実務経験に該当するかは、
申請に対する税理士会の調査で個別に判断されます。